日本一のソイ、アブラコフィールド、苫小牧沖防波堤を攻める!




 まさに、国内最高峰のフィッシングフィールドである事を再確認させられました。釣り過ぎで腕が痛い・・・

 7/17(土)15時30分、出航。と行っても、釣り場までは5分くらいしかかからない。沖防波堤と行っても、目と鼻の先で、別に沖にある訳ではない。メンツは友人とその親戚の方含めて合計5名。まず前回コケてしまったテトラ回りをリベンジ。船頭はあまり乗り気ではなかったが、堅く心にリベンジなのだ、と決めていたので、行って貰う。

 タックルはテトラ回りという事でボトム付近を丹念に攻めよう、という事で、サウス・キャロライナリグをセット。シンカーはタングステンの14g。ワームはBerkley 3″Power Bulkey HawgのカラーはSmk/Blk/Red/Flk(スモークブラックレッドフレック)と言う、つまりやや灰色っぽい黒のボディに銀紙と赤紙の紙吹雪がぱらぱら入っている様なパターン。ビカビカさせたいが、赤で刺激もしたい、という事でたまに使うカラーである。しかし、これで実は余り良い思いをしたことがなく、どちらかというと二軍のワームである。今回はここなら濃いので何とかなるだろう、という事での先発投入と言う事にした。ここでダメならマジダメワームの烙印を押してファーム行きか解雇である。しかし結果的に彼はがんばり、文句なしの一軍昇格となった。

 ラインはフロロカーボンでDUELのハードコア・フロロプラス8lb(約2号)100m。トーナメント専用で田辺プロプロデュースらしい。実は最初にSHIMANOのAERLEX2000に巻いていたのだが、速攻でキャスト時にジャミングしてしまい、一回行っただけでみるみる短くなってしまい、使いものにならなくなってしまった。どうしてこうなるんだろうか?これじゃ全然ダメじゃん、もしかしスピニングのスプール径と関係があるのか・・・?という事で、今回はSHIMANOのBIOMASTER3000に新たに巻いての出陣である。結果的にジャミングも一回も無く、パワフルなトルクも大満足であった。

 すぐポイントについて、船頭のかけ声でスタートフィッシング。水深13m前後で結構深く、潮がやや早いのがここの特徴だ。風がやや強めなので、ボトムを取るのにやや手間取るかも知れないなと思う。14gでも軽すぎたかな、、、

 絶対でっかいのが入っているはずだ、まずワシが最初に上げなくては・・・と思ったら、あ、あら?いきなり友人の女性のロッドがブチ曲がり。40upのブリブリなアブをゲット。「こ、こんな強烈な当たりは初めてです!す、すごい」と大喜び。船内いきなりドーパミン出まくりです(笑顔)。いかん、とあわててキャスティング。

 キャストした後、きちんとワームがテトラの壁際に沿って、しかし、テトラの穴にはまらないように、底まで落ちて行くようにコントロール。ゆっくりとテトラ回りを船が流れていくので、キャストしたポイントと、自分の位置を確認しながらやらないと、結果的に中層を引いてしまう事になる。

 するとすぐにもわーっとした当たり、ちょっと間を取って思いっきり合わせを入れると、ヒット!お、重い!ジ、ジジッ、ジーっとドラグが悲鳴を上げる。ロッドもブチ曲がり!く~、これこれ、これでんがな(号泣)。50オーバーをゲット!お久しぶりでございマンモス。

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 もう以下割愛しますが(笑)、50センチ前後のアブがまさに入れ食いで、酒池肉林わっしょいわっしょいドーパミン洪水祭りに一気に突入!。全体的にかなりボトムにステイしていましたが、底から中層くらいを早めにリトリーブしてきてもガツンと来ます。まさにワンキャストワンヒット状態。ポイント入ったな、というところで、かならずデカアブが出てきます。最高53センチで、どれもこれも体高のあるビール瓶以上のばかりです。45センチ以下って滅多に無かったと思います。しかし、でっかいアブって、いつも思うんですが、肌の色がウツボっぽいですね(笑)。顔はコイみたいです。

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 まず最初に立て続けに5本ほどキープし、海水を入れたバケツの中で血抜きをする。しかし、大きめのナイフを忘れてしまったため、小さいカッターでエラだけ割いてどんどん放り込む。しかし、どれもこれもあまりにサイズがでかいので、バケツをはみ出してしまう。次来る時は、サケマス用のクーラーを持って来ないと、取り扱いが難してしまうな、と思う(実はこの日クーラーを持って来ていなかった)。

 5本ほどキープした時点で、はっと我に返り(笑)、以後全部リリース。途中50前後のアブが2本、ワームを飲まれてしまい、追加でキープし、結局アブは7本キープしました。リリースしたのは10本目くらいまでは覚えていますが、途中から面倒なので数えるのやめました(笑)。ロッドを支える腕が筋肉痛になる。実は私は2時間くらいで少し飽きてしまった(笑 あまりにも入れ食いなので)。

 私以外はまだワームをはじめて日が浅かったのですが、それでもそこそこ上げており、みんなアブの強烈な引きを堪能しています。途中でもうアブはええか、、という事で、特にワーム経験の浅い友人がなかなか釣れないため、彼のフォローへなるべく回るようにした。彼はジグヘッドを使っていて、ボトムをうまく取れずに中層を引いていたため、なかなかヒットしない。また、ボトムを取ったかと思うと根掛かり。そこで、私のリグとワームをセットしてあげて、釣り方を教えると即ヒット!53センチはあろうかという、そして体高も幅もブリブリなアブをゲット。本人曰く、根掛かりと区別出来なかったそうです(笑)。結局彼も大物アブを50UPを中心に7本。初心者で7本も釣れるんだから、ここは本当にすごい。
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 17:30頃、船頭の合図でソイ狙いで場所を移動。すかさずタックルをエコギア3Dジグヘッド14gに変更し、ワームを実績のあるエコギアパワーシャッド5インチ#115に変更。・・・と、あれ、ここは来たこと無いぞ・・ここ釣れるんですか?と船頭に聞くと、何いってんだ!ここはすごいぞ、と豪語。ホント?まあ、どこでもそこそこ上がるけど、、、夕まずめが最高の時間なので、出来れば実績のあるところにしたいんだけど・・と思ったら、4本連続30upのソイをワンキャストワンヒット!すごい!船頭すまん、わしが間違っていた!神様船頭様ぁ。

 キャスト後25秒くらいカウントダウンしてから、ボトム付近を素直に低速でリトリーブすると、駆け上がり付近でコツコツっという小さな当たり、瞬間ためを入れてすかさず合わせをくれるとロッドがしなる!おお、こりゃグッドサイズ!!ヨン様、いや、ソイ様、お久しぶりでございます(涙)。

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 6本くらい上げたところで、またしても一人爆釣気味だったので、友人に場所を譲ることに。メンバーの一人がブラーでイソメだったのですが、良型ババガレイをゲット!この方は先ほどのアブポイントでも同様のタックルだったのですが、あまり(?)釣れず、ワームの威力に目を白黒させていました。

 結局私はチビマゾイ1に、40upのを筆頭にクロソイ7本となり、20時30分、終了となりました(本当はもっとソイを堪能したかったのだが、船頭の意見による。。。)。

 「話しには聞いていたけど、まさかこんなにすごい所とは思いませんでした!一昨年7週連続で通っただけありますね!」とみんな大満足の一日になりました。いや~、もう満腹げっふごっつあん状態です。後で写真もサイトに載せたいと思います。

 帰ってからソイはいつもの通り鯛飯ならぬソイ飯と刺身、カルパッチョに(最高に旨い)、アブもカルパッチョとフライで頂きましたが、夏場でもこの脂のすごさよ・・・大満足でございました(笑顔)。

 という事で、リベンジマッチ、圧勝でございます。もう他の釣り場しばらく行く気になれません(笑)。そりゃこんなに釣れりゃあなぁ・・・これがこの釣り場の最大の問題かも知れません(笑)。

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