車ごと落水すると相当高確率で死ぬのでこれを持っておこう

ツリジコ(釣りの教訓)

最近この連休前後、立て続けに港から釣り人が車ごと落水し、お亡くなりになりました。

  • 港で停車中の車が海に転落 夫婦が死亡 北海道 岩内町 | NHKニュース

    21日未明、北海道岩内町の港でワゴン車が海に転落し乗っていた夫婦が死亡しました。夫婦は釣りをするためにこの港を訪れ、車中泊をしようと車を止めていたということで、警察は事故の状況を詳しく調べています。

    21日午前0時半ごろ、北海道岩内町大浜の港で、岸壁に停車していたワゴン車が前に動き出し、海に転落しました。

    警察によりますと、この事故で車に乗っていた札幌市豊平区の理容師、小林亨さん(53)と妻で看護師の陽子さん(47)が、意識不明の重体となり病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。

    小林さん夫婦は友人の女性と3人で釣りをするためにこの港を訪れ、車中泊をしようと岸壁に車を止めていましたが、友人が車から降りようとしたところ、車が前に動きだし海に転落したということです。

    友人の女性は、すぐに車外に出てけがはないということです。

    現場は多くの釣り人が訪れる岸壁で、現場の状況から車は高さ15センチほどの車止めを乗り越えて海に転落したものとみられ、警察は事故の状況や原因を詳しく調べています。

    事故当時、現場近くにいたという釣り人の男性は「テントの中にいたら、岸壁にあった釣りざおに車があたるガシャーンという大きな音が聞こえた。外を見たら岸壁から30メートル先の海に車がブクブクと沈んでいる様子が見えた」と話していました。

     

岩内は毎年のように誰かが落ちてお亡くなりになっている印象です。私も数回、海保の船が出ていたり、ヘリが夜通しサーチライトで海面を照らして捜索しているシーンを何度か見かけたことがあります。特に釣り場として人気のあるフェリー埠頭付近は海水面から陸地までの高さがかなりあり、一度落ちてしまうと、ほとんど自力で揚がるのは不可能です。

紋別でも。

北海道紋別市の港で80代の男性が運転する軽トラックが海に転落する事故があり、男性は救出されましたがその後死亡が確認されました。  事故があったのは紋別市新港町2丁目の第二埠頭です。  9月22日午前11時30分ごろ、付近にいた目撃者から「車が落ちた」と警察に通報がありました。  警察と消防によりますと80代の男性が運転していた軽トラックが海に転落し、男性が車内に取り残されたということです。  男性は3時間後に消防のダイバーにより心肺停止状態で救出され、病院に搬送されましたがその後死亡が確認されました。  北海道内では石狩市や函館市などで海に転落する事故が相次いでいて、警察は注意を呼びかけるとともに事故の原因を詳しく調べています。  その後の調べで、死亡したのは紋別市に住む87歳の男性であることがわかりました。

また、釣りではありませんが、先日石狩湾新港で作業中の方が、こちらも誤って車毎転落し、お亡くなりになっています。

  • 4人乗りの車 海に転落 2人死亡 岸壁近くでバック 北海道 石狩 | NHKニュース

    9日朝、北海道石狩市の港で荷積み作業にあたるため待機していた男性4人の乗った車が海に転落し、このうち2人が死亡しました。
    当時、車は岸壁の近くでバックしていたということで、警察が転落の詳しい状況を調べています。

    9日午前7時半ごろ、石狩市の石狩湾新港にあるふ頭から男性4人が乗った車が海に転落しました。

    警察によりますと、車内に取り残されるなどしたいずれも札幌市手稲区に住む会社員の白田義晃さん(22)と作間冬陽さん(19)の2人が救助されましたが、搬送先の病院で死亡しました。

    ほかの2人は自力で車から脱出して無事でした。

    白田さんらは、午前8時から予定されていた廃材などを船に積み込む作業にあたるため、ふ頭で待機していたということです。

    また、車は岸壁の近くでバックしていたところそのまま海に転落したということで、警察は、当時、誰が運転していたのかなど詳しい状況を調べています。

北海道の釣り人で、公共交通機関を使って釣りに行く方はほぼ皆無でしょう。

これらが我々にもたらす教訓とはなんでしょう。

それは、港で車ごと転落したら、そうとう高確率で死ぬ、という事です。

以前テレビで見ましたが、洪水特集の番組で、水深30センチの深さでも、もう家のドアをまともに開けることが相当困難だという実験をやっていました。

つまり、車ごと海に落ちてしまえば、ほとんどもうドアを開けて脱出する事は不可能だ、という事です。しかも落水すると当然エンジンも切れますので、パワーウインドウも開きません。今時手動で窓が開く車はありませんから(若い人だと昔は手動で窓を開け閉め出来た事自体を知らないかも知れません)ほぼ密室空間です。そこに水が滝のように流れ込むわけです・・・。

そこでこのような万が一の救出グッズを持っておきましょう。僕はつれあいが買ってくれました。窓をすぐに割って脱出する事ができます。

以前こういう記事を書かせて頂きましたが、例え万が一の確率でも、落ちたら死にます。夏以外は絶望的だと思います。備えあれば憂い無し。楽しい釣りが一瞬に絶望的な悲しみにくれる事となります。くれぐれも用心して、楽しい釣りをしましょう。

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