今年は特に仕事が忙しく、SNSで皆さんの景気の良いサクラマスの釣果を歯ぎしりしながら「ウソだっ!こんなにサクラが釣れるはずがない!」と一人血走った目で食い入るように眺めている今日この頃です。
そして今時期、さすがにもうサクラは無理だろうな、、ということで、個人的なルーチンとしては大分遅いタイミングになってしまいましたが、室蘭沖防波堤にロックフィッシュ初陣に行ってきました。時節柄油断は禁物という事で、渡しの船ではしっかりマスクを着用して、移さない移されないを意識した釣行です。
勿論渡しはつりぶねやさんです。
さあ、いつもの通り、白鳥大橋の下をくぐって参ります。
上がった場所はエトモ防波堤。室蘭沖防波堤の中ではダントツで人気の全然無い釣り場で、実際そんなに魚も釣れません・・・。ですが美味くはまればソイが日中に出るのと、まれにアブラコ(アイナメ)が爆釣する事もあるそうです(伝聞)。案の上、この日はエトモに上がるのは私だけ。「一人だから気をつけてね~」と船頭さんに言われ、勝手知ったる裏庭ですわ感全快で手を軽く振り、船を見送りました。
その後、とんでもない事が待ち受けている事も知らずに・・・。
防波堤に上がり、早速釣りを開始しますが、例年と比べて既に初夏の天気。予想はしていたものの、全然魚の気配がありません。他の沖防波堤にすればそこそこ太いアブラコ(アイナメ)が出るのは分かっているのですが、毎年なぜかこの貧乏くじ的な沖防波堤に来てしまいます。ここは投げ釣りでもまともな釣果を上げている人を見た事がありません。。
いつも以上にうんともすんとも釣れないので、これはマジでやべえ、と思っていると、どうにかシマゾイをヒットです。あぶねえ、室蘭沖防波堤まで来てボではリアルシャレにならないのでほっとしました。
しかし、そこから後が続きません。
ご禁制のものが引っかかる。当然リリース。
そして途中からあのあまり美味しくないという噂のカジカさん(正式名称なんでしたっけ・・・)が猛烈な勢いで襲いかかってきました。。そう、まるで罰ゲームのように・・・。
やめてくで・・・
頼む、こないでくれ・・・
もういいから・・・
勘弁して下さい。。。
ということで、もはや諦めムード。
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しかし、実は今回、私にはもう一つ、壮大な野望があったのです。そう、それは数十年ぶりに、釣り場でメシを作って食う、というナイスな企画です。
若い頃はひたすら寸暇を惜しんで一秒でも多くロッド振るぞとコンビニおにぎり頬張りながら一心不乱に八つ墓村的に血走った目で釣りをしてきましたが(どんな?)、昨今は釣果だけではなく、釣りという行為そのものももっと楽しんでも良いのではないかと思えるようになりました(何十年かかってるんだよ)。また、この一年子供達が相次いで(まだJK残ってますが)家を出て、我が家の鮮魚消費戦力は激減した事もあります。うちに持ち帰るのは本当に少しでいいし、ご近所にちょっと配れる程度で良くなりました。
ということで、今回はこれに・・・
どーん!!
一番美味いのは、外だ(すいません、すぐCMに感化されてしまうクチなので・・)。
そして更にコンビニで買ったこれを乗っけてどーん!!
そしてこの90分後、私は地獄を見るのですが、勿論この時点では知るよしもなく・・・。
カセットコンロはいろいろ思案したあげく、手っ取り早くイワタニの軽いやつにしました。まあ風が出てもクーラーとかその他のバックで何とか風よけ出来そうですし、面倒がないのがいいです。そして家でも使えます。実は買ったのは一年前でして、今回なんと初登板です。。
結論から言うと、火力も十分でかなり快適でした(勿論防波堤で風よけが出来たのが大きいのですが)。
お湯が沸騰してからゆでること3分、鶏も投入!完成です!
紙の容器に移して頂きます。
う、うめえ・・・果てしなくうめえ・・・生きてて良かった。最高じゃん・・・。
いやー、今回は実はこれを食べるために半分来たと言っても過言ではありません。大満足でした。
さあ、帰りの渡し船がやってきました。行きとは違う船です。
そして私はここでとんでもないヘマをやらかしてしまうのです。。。
沖防波堤から渡しの船に、両手に荷物を抱えながらホップステップと船底に飛び移った瞬間、不注意で床をよく見ておらず(実は段差があった)そこを左足で着地した瞬間、全力で足をくじいてしまい、足首はメタボおじさんの体重と荷物を支えきれなくなり一気にどーん!と豪快にすっ転んで締まったのです。
おお、何という事でしょう。「大丈夫ですか?」と船頭さんがマイクで声をかけてくれます。しかし、あまりの痛さに声が出ず(^_^;)手を上げて無言で「だ、大丈夫っす」とアピールするのが精一杯。ぶらんぶらんしてないので、完全に折れてはいないようですが、こ、これはやべえ、むちゃくちゃいてえ!何という不注意!が、この時点では痛みは実はまだほんの序章に過ぎず、本当の痛みはこの後帰宅後にやってくるのですが・・(汗)。
帰りの船の中、他の釣り人が「釣果どうしてした?」と笑顔で話かけてくれますが、もはやそれどころではなく、ふがふがと生煮えの返事しか出来ません。端から見てるとただの無礼なヤツです。もしこのブログを万が一見ていたらその節はすいませんでした。これ、船から岸に上がれるの?
ブログネタをと思い、必死の思いで撮影。どんなときもジャーナリズムは忘れません。
どうにか片足を引きすりながら岸に上がる事は出来、何とか車まで戻る事は出来ましたが、徐々にかなり痛みがヤバくなってきました。幸いな事に左足だったので、車の運転には支障はありません。ふー、車まで戻れた。。もはやしょぼい釣果もチキンラーメンの事もどうでも良く、一目散に帰宅です。
どうにか帰宅し靴下を脱ぐと、こ、これはやべえぞ。。猛烈に腫れ上がってるじゃん。。
もはやまとも歩くことすら出来ず、翌月曜、すぐに近所の整形外科に行くと「うん、ギプスで一ヶ月、そこから完治まで2週間くらいで全治6週間くらいだね」とのこと。リハビリをしながら通院ということになりました。
オワタ、、、タケノコ取りもオワタ・・・。行きたかった鳥獣戯画展もオワタ・・・。
まさに注意一秒ケガ一生。皆さんもくれぐれも足下にはお気を付け下さい・・。
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