珍しく釣りレポートの即日アップです(じゃないと多分来週以降になってしまうので・・・)。
2008年4月18日(金)、というより19日(土)午前3時半、すっかり仕事で疲れてしまい、釣りに行こうかどうか逡巡する。日曜日は用事があり、行くなら今日、というより今しかないが、いつものパターンで1時間も寝ていない・・・。しかも来週の予定は結構ハードだ。いや、きっと行かないと朝起きた時後悔する。何が何でも海サクラを釣るのだ!よし!行こう!と、決意して出発。しかしかなり疲れが溜まっているせいか、車中でエクトプラズム吐いてました・・・。
まさに疲れた体を引きずって、という言葉がぴったりだが、なんとか島牧に到着。海を見ると不思議に元気になりますね。既に午前6時近く、完全に明るくなっている。前回入ったところと同じ場所に入るが、先週いた投げ釣りの人はいない。完全貸し切り状態である。波は全然無い・・・。こりゃまずいかもな、と思うが、例の通り雰囲気は最高なので、早速キャスト開始。ルアーはやはり実績ナンバー1のショアラインシャイナーのアルミッシュオオナゴである。
ベタベタです・・・
いつものパターンで放射線状に表層をファストリトリーブし、反応がなければ超早い・普通・超早い・遅い、とかまし、それでも反応がなければ、海アメさぐりでスローリトリーブ。なかなか反応が出ない。やはり1週間経つと、海アメは移動してしまったか・・・?
何カ所か探ると、スローリトリーブでヒット!おお!?結構でかいぞ!無事ネットイン。○○センチ(後でメモ調べます)の良型だ。う~ん、気持ちいい。今回は動画も撮影してみました。
いいでしょ。
今年は海アメボウズで終了かと思っていたので、この終盤でのラッシュは嬉しい。しかし、相変わらず海サクラの反応が無い・・・
しかし、ここでまず一つめの不幸が発生。リールメンテを怠っていたせいか、またかなり使い込んだせいか、SHIMANO BAIOMASTER3000のギアが突然おかしくなる。リールが巻けない(がーん!)。やむを得ず、Spinのオイルを取りに車まで戻る。しかし、ここ、駐車スペースまで偉い歩くのよ・・・。はあっ、はあっと汗をかきながらドライバーとオイルを取って戻ると、磯場でそのままメンテナンス開始。しかし、ハンドルを回しても、ギアがところどころゴリッ、ゴリッと鳴った状態が治らず、しまいにはラインを巻けなくなってしまった。だ、だめだこりゃ・・・合掌・・・・。思えば知床にも毎年の様に連れて行ったよな。。。ありがとよ・・・
そこで仕方なく、リールを6lbのフロロを巻いたSHIMANOセンシライト2500につけかえる。これはロックフィッシュ用で、ラインも80mしか巻いてないので、当然遠投も出来ず、40gのジグも使えない。沖のボトムを探れなくなってしまった・・・しかし背に腹は替えられない。
そこでまた超早・遅リトリーブを繰り返していると、再びヒット!海アメです。こちらはちょっと細身だが、これまたナイスなサイズ。しかし、ここで二つめの痛すぎる不幸が私を襲う!ランディングした後、動画を撮っていたところ、海アメがあばれてジャンプ!なんと、私のウエーダーにぶつかる!あああああ?、のおおおおお!!昨年買ったばかりのゴアテックスのウエーダーにトレブルフックがああああ!・・・結局魚はオートリリース、そしてウエーダーは一カ所小さな穴が・・(号泣)。神様、なぜこんな善良な青年を・・(いや、お前はもう立派な中年だよ、と神様に注意されそうだが)。
その時の悲劇の瞬間がこちらです。。。
まえぶれを予感させる海アメのポジショニング・・・
失意をひきずりつつ、忘れるようにキャストを繰り返す。その後極小ジグに変えて、ボトムをさぐったところ、そこそこのサイズのホッケがヒット。こちらはお土産にキープ。
たまにかなりでかいサイズの海アメがチェイスしてくるが、もう海アメはええわ、ホッケの方がまだマシだ、と贅沢きわまりない独り言をつぶやきつつ、ひたすら高速リトリーブを繰り返します。しかし、肝心の海サクラさんからの反応はなし。。。
しかし、神様のお仕置きはこれだけでは終わりませんでした。今度は突然、いきなり何の前触れもなしに、猛烈な便意が私を襲うではありませんか!そう、しかもビッグな方です!ま、まじやべえ!(滝のような冷や汗)。ここの磯場はフラットで隠れるところが無く、かつ駐車場までは10分くらい歩かないとなりません。ま、まずい、、、持たないかもしれん・・・40歳にもなってちびったら末代までの恥だ。まてまてまてまて、まずキャストだ。気を散らそう。そうこうしているうちに、ウエーブが(海の方じゃななくてお腹の中の)静かになったので、よし今だ!と、すかさず撤収。
落ち着け、落ち着けよ、、、と、同じ歩幅を維持しながら、いち、に、いち、に、と少しずつ、しかし確実に車に近づいていきます。まてよ、こういう時はラマーズ法とかがいんじゃないか?吸って吸って、吐いて吐いて、っていうやつか!よし、とでたらめなラマーズ法(?)歩きでゆっくり歩きます。あれ、まてよ?あれは安産なのでは?(逆効果?)しかし、もはや物事を深く考えている余裕は全くありません。既にちょっとだけ「こんにちは(^-^)」しているような気配もあり、もはや私は生きた屍状態です。まかり間違ってウエーダーの中でやってしまったら、まさにトンネル内の交通事故並の大惨事です。いや、その前に私の大人としてのプライドが。。。後少し、後少しだ・・・その時、カアア!え?ふと上を見上げると、すぐ真上でカラスが空中戦をしているではありませんか!その瞬間の動作が、ガラス細工で成り立っていた全ての微妙なバランスを粉みじんに打ち砕いた!ノウっ!!(ガイジン?)脱兎のごとく大きな岩場の陰に隠れた私は!(以下割愛させていただきます・・・)。
無事(?)どうにか災難を乗り切ると、車の中でエクトプラズムを全開で放出し、真っ白な灰になりますた・・・。
その後泊方面に移動すると、磯場では鮭稚魚が戯れていますが、水は比較的クリアで、全くチェイスもなし。
結局あっさり切り上げて撤収。そろそろ島牧も終盤かな・・・。帰りは一応念のため寿都湾、精進川河口をチェックして回りますが、跳ねもなく、岩内港のフェリー埠頭を見るが、ポツポツホッケが上がっている程度で、ルアーを振る気力もなく、そのまま帰宅しました。
海サクラはいつ釣れるのか・・・その前にウエーダーの修理をせねば。。。(号泣)。しかもリールどうする・・・。
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