ということで、毎年恒例の枝幸跳ねてるサケの群れ追っかけて釣るぞ通称サケの跳ね撃ちの季節がやって参りました。
ここ数年、出張で昼は東京駅翌朝枝幸で跳ね撃ちとか無理矢理ねじ込んだ予定で行っておりますが、昨年は行けず、一昨年は天気悪くて出航15分で引き返したけど1万円払えという謎の出来事もあり(怪しいお店?)、原点回帰で枝幸に通い出した当初にお世話になっていためちゃくちゃ親切な船頭さんに再度お世話になることになりました(釣れないとお土産にサケくれるのはここだけ)。
ということで禁断の平日釣行でございます。前日船頭さんに電話して「調子どうですか?」と聞くと、驚愕の返答が。
「兄ちゃん(いやそんな若くないけど。何なら年上よ)タイミングいいな!昨日は船中3人でサケ200匹だ!すごい群れが岸寄りしてるぞ。こんなのは久しぶりだぁ。今日もちょっと落ちたけど60本くらい釣れてるから明日も多分すごいぞ!ガハハ」
な、なんだってぇ・・・。こ、これはついにキタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!(昭和的?)
とは言うモノの自然相手ですから油断は禁物。まあ3本くらいサケが釣れたら御の字としよう。と捕らぬ狸モードの心を沈めつつ、翌日を迎えたのであります。
(しかし、200本も釣ってどうするだろうという気もしますが・・後が怖い)
9月22日(水)朝5時30分出航。この船頭さんにお世話になるのはほんと10年振りかも。相変わらず良い人です。
こういう小さいボートでサケの跳ねを追いかけます。感覚的には狩りに近い感じです。
乗船するのは僕以外に旭川から来たおじちゃん(お前もだよ)二人の合計3名。出船まで雑談していると、昨日なんとブリも出たよ、と写真を見せてくれました。
っていうかこれ昨日?船頭さんの話通りすごい釣れてるのマジなのか・・・。
しかし、爆釣の翌日って大体ダメなんだよな・・・と一抹の不安と期待が入り交じった複雑な思いを胸に、僕らは朝日に向かって航海へと出かけた。まだ見ぬ輝かしい未来を信じて(なんか文体違う)。
そしてこの日はサケを釣ってイクラを食べる、以外にもう一つ大事な目的がありました。それはニュータックルに火入れ、魂を入れるというミッションです。約10年使っていたロッドとリールを一新しました。リールは散々悩んで結局同じツインパのC5000XGにしました。ロッドはテイルウォーク(tailwalk) ロッド KEISON GINSEI TZ S116H。テイルウォークを買うのは初めてです。何が何でも魂入れなくては・・・
港を出て15分くらい、あっという間にポイントに到着です。案の定すごいボートの数です。しかし、枝幸でも年々サケは薄くなっている印象があり、この10年で見ると相当釣れなくなってきてボートも減りました。釣れなくなったとは言ってもどこと比較するかという話ではありますが・・。
ということで開始です!さあ200本ってホントすか!?
いきなりキタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!(平成的?)
どーん!!
ビッカビカの雌!二年振り。しみじみ感動。。なんだったらウロコも軽く飛び散るフレッシュランだぜ。。
もうこれで最低限のノルマは果たした。良かったぜ。ありがとう枝幸、ありがとう地球。雌のサケって実はイクラを持っているんですよ知ってましたかBY小泉進次郎状態です(ちょくちょく意味不明多くてすいません)。
しかし、これはこれから起こる爆釣のほんの始まりに過ぎなかったのです。
ということで、あれよあれよという間に午前9時までに8本くらいは釣ってしまいました。未だかつてこんなに一日でサケ釣ったことはありません。おなか満腹です。もしかして早上がりするのかな?と思ったら、さすが心優しい船頭さん。
「ほら、こんなこと滅多にねえから、どんどんやれ!!」ということで、ここからむしろ修行かという位またラッシュが続きます。。(´ཀ`)(もう嬉しいのか悲しいのかわらない)。
あんまり釣れるので、途中動画を撮影する余裕すらある私。。
船頭さんはとっても優しい方です。ので船頭さんが釣ったサケを我れに交互にどんどんくれます。
「ほら、これ釣ったの持ってけ!これはビッカビカだぞ!」
い、いや、平時ならめちゃくちゃ嬉しいんですけど、あの、もういらないんですけど・・・
時間も気づけば11時。もうそろそろ早上がりかなと勝手に思っていると(普通は12時上がり)、船頭さんは全くその気配を見せません。どうやら最後までやるつもりのようです。
「ほれ!あそこ跳ねてる!早くなげれ!いやー、一昨日の200本から見たら大分今日はヒマだなーガハハ」
お、おう(汗)。こうなったらもう最後までやるしかありません。後半は結構キャスティングは控えめに(←もう捌くのが心配になってる)、ぼんやり海を見て余韻にひたったりしておりました。しかし、それでもそこそこ更に釣れてしまいます。何ということでしょう。
サケが海面を跳ねた瞬間、その進路を予想してその先に浮きルアーを投げ込みます。正確なキャスティング技術が要求されますが、ドンピシャで狙ったサケが釣れると最高に楽しいです。テイルウオークのアキュラシーはすごいぜ。
ということで、結局サービス精神10トンタンクローリーまんぱんの船頭さんのおかげで、時間をオーバーし12時30分に起き上がりとなりました。
私の釣果は結局13本。それに船頭さんがダメ押しで?4本サケをくれたので合計17本です。「奥様っ、17本ですってよ、17本!」「まー大変!どうしましょう!?」という状態です。
もう人生でこんなことこの先ないかもな、という状態です。安定のどや顔。良い冥土の土産が出来ました・・・。最高に楽しかった!!
さあ、問題はここからです。札幌まで片道300km、4時間です。そもそも全部クーラーに収まりきらないし、入った分もコタコタになってしまいます。まず急いで近所のホーマックに移動。サケの入る発泡スチロールを5箱(!)購入。更に氷も大量に購入して箱詰めです。
オホーツクの最高品質のサケを、最高のコンディションで美味しく頂かなくてはなりません。サケに直接氷があたらないようにビニールでくるみ、その上から氷を入れます。勿論血抜きもばっちりです。
結局この作業だけで約1時間かかってしまいました。もうくたくたです。しかし、充実感が半端ありません。ホント楽しかった。
ということで帰りは道の駅で枝幸名物ホタテカレーを食べて帰路につきました。
大分秋めいてきましたね。毎年通る道。後何回通るのかな?二桁は行けるかな。。
と言うことで最高に楽しい一日となりました。自然に感謝。来年また必ず行くぜ・・・。
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コメント
すごいですね。こちらは、なんていうお船ですか?
ぜひ一度跳ねうちの乗ってみたいです。