サケ釣りのシーズンですね。初心者の友人のために、浮きルアーの仕掛けについて解説しました。
サケ釣り用浮きルアー仕掛けは基本二択です。買うか作るかです。初心者は買いましょう。それでは以下、何を買えばいいかご説明します。
なお、これはあくまで私の30年近くやってきた個人的な見解であり、初心者向けに分かりやすくしています。人によっては違う意見もあるかも知れませんが、ご了承下さい。
浮きルアー仕掛けは釣り具店で買おう
浮きルアーセットの仕掛けを買う場合は、今時期釣り具店に行くとこうやって沢山並んでいますので、すぐに分かると思います。そこで買いましょう。意外とネットでは売られていません。恐らく北海道独特の釣り方だからかも知れませんね。
浮きルアーセットの種類
浮きルアーセットは実は二種類があります。
1 ルアーまで全部着いているもの
後はエサとケミホタルを買えばいい。
2 ルアー以外全部着いているもの
後はエサとケミホタルとルアーを買う
の二択です。
ルアーを別に選びたい人は2を買いましょう。慣れた釣り人は普通は2を買います。初心者は1を買う場合が多いです。もっと慣れた人は自作します。その方が圧倒的に安いし便利だからです。
サケ釣り中に根掛かりしたり、サケの引きで仕掛けが切れたりする場合があります。1セットだけだと仕掛けが切れたら詰みます。最低でも3セットは持って行きましょう。お小遣いきついなら2セットでOKです。
1でも2でも対応するルアーのg数とケミホタルのサイズが書いてあります。後述しますが、基本ルアーは45g、ケミホタルは37(出来れば50)でOKです。
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ルアー
「2 ルアー以外全部着いているもの」を買う場合は別途ルアーを買う必要があります。ルアーは基本的にスプーンで、赤系であれば何でもいいです。ただ、ブルピン(青とピンクが混じっているタイプ)もあるといいでしょう。鉄板(かなり釣れる)です。最低2個(仕掛けと同じで1個しかないと仕掛け切れたら詰む)、出来れば3個は買いましょう。
gは基本45gにしてください。40gでもOKです。50gは重すぎるので辞めましょう。
ルアー(スプーン)を買う場合は
1 フックが着いているもの
2 フックが着いてないもの
に分かれます。初心者は1を買うことをお薦めしますが、意外と店頭で売ってないかも知れません。また1の場合はルアーの色があまり選べません。その場合は仕方ないので2を買いましょう。慣れた釣り人は2を買います、というか1はあまり買いません。
フック
2のフックが着いてないルアー(スプーン)を買った場合は別途フックを買って付けなくてはなりません。フックを付けるのはプライヤーとかがないとちょっと大変かも知れません(手先が器用ならどうにかなると思いますが)。なので初心者は実は「1 フックが着いているもの」がお薦めです。
ただ、釣り具店でそのままレジで付けてくれと言えばやってくれると思います。
フックは「タコベイト」と呼ばれるもので、基本2.5号を購入してください。無ければ2号でもOKです。1.5号はNGです。
色は赤系でOKです。
フックは1本針と2本針があります。フッキングを確実にする上でも必ず2本針にしてください。
なお、2本バリの場合は「平行」と「段差」があります。「段差」の方がフッキング率が上がりますのでそれにしましょう。
ルアーにフックを付けるとこうなります。
ケミホタル
小物でありながら実は超重要なのがこのケミホタルです。何故かというと、サケ釣りは朝まずめが勝負で、まだ薄暗い時期からキャスティングが始まります。それがゴールデンタイムです。しかもサケ釣り場は大抵人がびっしり並んでいます(船の浮きルアーだと混み合いませんが、それでも念のために付けましょう)。この時浮きに明るく発光するケミホタルがついてないと、投げた自分の仕掛け(浮きルアー)がどこにあるかわからなくなるためです。横の人とお祭りする確率が激増しかなりの迷惑になるので絶対に用意してください。
サイズがあり、普通は37です。37であれば問題ありません。50だとより見やすくていいでしょう。
ただし、これまた超重要なのですが、浮きルアー仕掛けのセットでは、ついている浮きに予めケミホテルを差し込む穴が着いています。そしてケミホタルのサイズが指定してあるので、仕掛けを見てそれに合うサイズのケミホタルを買って下さい。
エサ
エサは実は釣り場によって地域差があります。日本海側は紅イカがマストで、他にカツオ、サンマなどがあればいいと思います。
それ以外の地域はカツオがマストで、他にサンマ、紅イカがあればいいと思います。
太平洋・オホーツク海側で紅イカしないと何故かほぼ釣れません。要注意です。
日本海側は逆に紅イカだけあればOKという感じです。
紅イカはエサ取り(雑魚がつつく)に強いという特徴があります。
私は基本太平洋側ではカツオメイン+紅イカを付けてます。日本海側では紅イカだけでたまにサンマorカツオを付けます。
一回の釣行ではエサ二種類それぞれ1パック、つまり合計2パックあれば楽勝です。
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最後にーゴミは持ち帰ろう!
以上、いかがでしょうか?美味しいサケといくらをゲットする事をお祈りしています。
なお、必ずゴミは持ち帰りましょう。あまりにマナガー悪いと、釣り場が出禁になる場合があり、昨今入れない釣り場が激増しています。くれぐれも釣り場を大事にしましょう。
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