2007年12月29日、苫小牧西の火力発電所フェンス前にマイワシ釣りに行きました。カタクチイワシじゃないよ、マイワシよ。
数日前に、イワシが爆釣になりつつある、という情報を「iつりしん」やネットで知ったのですが、もし本当だとすると４年ぶりマイワシ食える！これは行かねば！！と熱く血潮がたぎります。何しろ夏からまともに釣りに行っていません。
しかし、まだそれほど群れが大きくないようで、恐らくいつもの通り、釣れる場所はかなり限られてきてしまうとの事で、そうなると、地元のおじいちゃん達が独占して全く釣れる場所に入れず＝行ってもボウズの可能性が高い＝場所取り、ポジショニングが命！＝早く行って車中泊、という図式が自動的に成り立ちます。
そこで師走のクソ忙しい中、28日の２２時には現地に到着してポジショニング、翌29日朝まずめ～午前中に勝負をかける事にしました。
22時過ぎ、札幌から「ナメロウ、ナメロウ・・・」とうわごとのようにささやきながら現地に着くと（もう場所無いかなと・・・）幸いな事に、ピンポイントで釣れる場所から（大体どこで釣れるかは長年の経験でわかる）、15mくらい離れた場所を何とか確保出来ました。翌朝Ｚさんも来るとの事で、Ｚさんの分も確保に成功です。
夜中に何回か竿を振りますが、遠投しても全く当たりもなく、ライトで照らしても魚影は全く見えません。４年前は夜中の方が釣れた記憶があるのですが、今年は全く暗いうちはだめなようです。群れが薄いのか、それとも今回のイワシの群れは前回とは性格が異なるのか、不思議ですよね。
そのうちＺさんも到着し、まだ暗い５時過ぎ、ダメもとで再度遠投をすると、あれ、結構こつこつあたるぞ！！そのうちなんといきなりダブルででっかいのと小さいイワシをゲット！つ、ついに四年ぶりのマイワシゲット・・・（感動）。
そこからはコンスタントに当たりが出ます。今回は事前のリサーチで、サビキよりもスピード仕掛けがの方が安定して釣れる、と聞いていたのですが、サビキのＺさんの方がだぶる、トリプルと良型を上げています。私は５号のスピード仕掛けで１匹ずつヒットです。エサを付けるパターンだと、１匹かかると他のハリのエサが落ちてしまい、なかなかダブルではかからないですね。
Ｚさんも私も用意周到に三脚を用意しての釣り。これがあるかないかで大違い。
私のポジションから左側。人が集まっているところがピンポイントで釣れる場所（地元の方独占。。）
踊るマイワシちゃん
サイズは４年前と比べてちょっと小型が中心。それでも旨い・・・。
日が昇ってからはコンスタントに撒き餌をして魚を集めて釣る作戦が威力を発揮しました。ピンポイントで釣れる場所と同じくらい釣れてほくほく。しかも今回のキモは、いわゆる「撒き餌」を撒くのではなく、エサで使っているオキアミを少量づつ、コンスタントに撒く、という事です。これがまた大当たり。ブロック２個を大体使い終わった頃、バケツの中はマイワシで一杯になっていました。
現地でＺさんと分かれて、自宅に帰って数えるとマイワシ１０１匹、小さいアジが１匹とまさに大漁でした。お刺身、焼き魚、ういろうとまさに美食の極みでした。旨かった・・・これで心おきなく、海アメやロックフィッシュに集中出来ます。ま、仕事があるので、来年はどれくらい釣りに行けるかな。。。
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